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- 八木 亜希子(アナウンサー) キャリアアップの秘訣
キャリアアップの秘訣
華やかな女子アナの代名詞、フジテレビアナウンサー室から突如として退社。フリーで活動をスタートし、3年後に結婚、そしてアメリカでの新婚生活。キャリア女性のアグレッシブな生き方を先駆けてきた八木亜希子さん。
アナウンサーになる為に行った努力、就職活動時の意外な心構えや退社のタイミング等、どのように考えどのような行動に移してきたのか。彼女の素顔に迫ります!
女子アナの仕事環境と、入社前に抱いたアナウンサーのイメージとのギャップは大きかった。初仕事でバニーガールの格好をさせられそうになったり、バラエティ番組の出演が多かったり。それでも毎日与えられる仕事を精一杯こなしているうちに、フジテレビに入社して12年の月日が経っていた。
「行き当たりばったりの人生だけど、置かれた環境の中で自分に出来る最大限の努力をしようと思っています。」
学生時代から目の前の物事に努力を惜しまなかった。エンターテイメント系の仕事に就くきっかけとなった早稲田大学のミュージカル研究会には、友人の誘いで入った。自分から希望して入ったわけでなくても、自主的にダンススクールへ通い、春休みも毎日レッスンを欠かさなかった。
タップやバレエの教室、ジャズダンスで有名な名倉加代子先生の教室に通ったことも・・・。出来る努力はした。その成果を年に2度の舞台公演で披露し、自分の楽しみにしていった。
1年目から辞めたいと思ったアナウンサーを12年継続させたり、苦手なダンスを集中して個人練習したり。目の前にあることに最大限の努力をすることによって、自らのスキルアップ、キャリアアップをしてきた。
アナウンサーの仕事は、声に出して人に伝えることと、人の話を聞き出すこと。アナウンサーを目指す人に聞かれた場合、まず勧めるのが音読。
アナウンサーセミナーを受ける時には、毎朝、新聞を音読した。
音読を続けることで、文章を目で追うだけでなく声に出すという行為が身に付く。声に出すと、普段は見過ごしていた言葉のひとつひとつを丁寧に発音するようになる。その結果、滑舌や発声が良くなるうえ、“声が前に出る”ようになり、伝えたい内容をより一層相手に届けられるようになる。
次に勧めるのが、普段の会話を大事にするよう心がけること。友人や親と話す時も相手の話をいかに引き出し、自分の話をいかに伝えられるかをいつも意識する。
要点を得た質問の仕方や肯定的な相槌の打ち方を自分なりに工夫して話を聞く、伝えたいポイントを絞りこんで端的に話すなどを意識する。
アナウンサーは、時間内に一言でまとめて話したり、相手の意見を引き出したりすることがメインの仕事。これらが日常的に出来る人じゃないと難しい。
アナウンサーには、出なければいけない学校や、絶対必要なスキル・資格などは無い。ただし、人間としての幅や深さが求められる。色々な経験をしていること、人の痛みがわかることが重要。
「多くの経験をして自分を深めて行けば、アナウンサーとして様々なことを伝えていく中で、厚みが出ると思います」







