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丸山茂樹を育てた男のコーチング術
アメリカへのゴルフ留学を経て、1998年プロ専属コーチとして活動を始めた内藤雄士さん。丸山茂樹プロをはじめ多くの一流選手を育てた名コーチとしてその名を世界にとどろかせています。日本にツアープロコーチという概念を持ち込んだパイオニア的存在でもある内藤先生に、コーチングの肝を伺ってきました。
丸山茂樹を育てた男のコーチング術

矢野東プロの公開レッスンの1コマ。それぞれの選手に合ったレッスンで、最大限の力を引き出すことがモットー。
超一流のプロ選手たちを相手にしている内藤先生。そもそも彼らにゴルフについて何かを教える必要があるのかと思うのですが?と質問をぶつけたところ、「それはコーチングとティーチングを混同しているんですよ」と一喝されてしまいました。選手の精神状態を含め、シーズン全体のプレーを組み立てるのがコーチングの要なのだそう。

選手の映像を取り込んで分析するソフト。アドバイスをリアルタイムで視覚的に行えます。
「もちろんスイングについてアドバイスすることもあります。一流のプロたちは向上心が強いぶん雑念が入りやすい。例えば曲がらないように打つことが課題の選手が、別の人のプレーに影響され、むやみに飛距離に走ったりする。そういうときは選手と対話をしながら軌道修正していくんです」

スイングの調子を見るには、選手の真後ろでしゃがむのが一番なのだそう。
契約している選手同士が優勝を争うこともあると思うんですが、そんなときって困りませんか? 「ボクはいつでも平常心を保っています。少なくとも表面上はね。そうじゃないとコーチは務まらない。誰かに優勝してもらいたいのではなく、いつでもその選手の100%を引き出そうと考えるんです」
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