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15人の相方を使い分ける芸人

関西版 Vol.73 腹話術師 川上 じゅん先生

人形を相手に漫才のような掛け合いをする腹話術。まるで本当に人形がしゃべっているような絶妙のやり取りは、人形だとわかっていても思わず笑ってしまいます。そんな腹話術のプロとして、テレビや舞台で大活躍中の川上さんにその技を見せていただきました。

15人の相方を使い分ける芸人

川上さんは芸人として活躍する一方、子どもに教える機会がある警察官さんや消防士さんに腹話術の指導も行っています。

川上さんは芸人として活躍する一方、子どもに教える機会がある警察官さんや消防士さんに腹話術の指導も行っています。

「腹話術は視覚と聴覚の錯覚の芸。人形の口と自分の声をシンクロさせてしゃべるのはもちろん、話していなくてもうなずいたり、まばたきさせたりして、まるで生きているように見せるのが腕の見せどころです」。そう語る川上さんは、日本でも数少ないプロの腹話術師です。

最近ではホワイトボードに描いた絵の目や口が動く、腹話術とマジックを合体させたオリジナル芸も大人気です。

最近ではホワイトボードに描いた絵の目や口が動く、腹話術とマジックを合体させたオリジナル芸も大人気です。

師匠は父親で同じく腹話術師の川上のぼるさん。「物心ついたころからオヤジの人形をこっそり取り出して、見よう見まねでやり始めました。まずは口を動かさないで声を出すことから練習し始め、人形の扱い方、動きと声のシンクロなどを鏡の前で練習したんです。ネタを作るときは鏡の前で人形を手にして、鏡の中の人形と掛け合いをしながらやりました」

川上さんが「一番付き合いが長い相方」という“コーちゃん”は、7歳の毒舌の男の子。

川上さんが「一番付き合いが長い相方」という“コーちゃん”は、7歳の毒舌の男の子。

現在、持っている人形は15体。そのうち3体くらいをよく使います。「人形にも一体一体個性がありますから、それぞれ違う相方という感覚です。漫才コンビは相方を代えたくてもすぐには無理ですが、僕の場合は時と場合によっては代えることもできるんです」

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